生い立ち 43〜45歳 2018-2020

◉2018年:43歳

宇宙についての思考の遊び、興味は続いていた。と言っても、宇宙の果てに辿り着くことに関しては、まあそれほどこだわってはなかったんだけど、やはり宇宙の根本を理解したい。

で、本を読んだり、YouTube動画を観たり、ネットサーフィンしてたんだけど、とある人物が気になった。

その人の名は矢追純一さん。

僕の世代の人なら、ギリギリ名前くらいは知ってる人もいるかもしれない。

かのユリゲラーを日本に召集し、一大超能力ブームを起こしたテレビプロデューサーだ。この人が、何やら宇宙塾なるものをやっていた。

とにかく、宇宙と名のつくものには、何でも飛びついていた頃だ。一回の講義が約3万円、計10回くらいあるから、30万円の出費となるが、まとめて前払いではなく、その都度払えば良かったので、なんとかギリギリ参加出来そうだと思った。

僕が、宇宙塾のカリキュラムの中で一番興味を持ったのが、シェアリング・エネルギー(Sharing Energy)という上級コースのさらに上の超級コースの内容なのだが、遠隔ヒーリングもできると書いてある。なんか超能力っぽくて、楽しそうだと思った(笑)

そして、めでたく宇宙塾に入塾。肝心の内容だけど、UFOとか巨人の骨とか陰謀論に毛の生えた様な内容で、初級~中級くらいまでの内容は特段面白くもなかった。まあ、これくらいの内容だったら、ネットで観れるよね、というレベル。で、つまらなそうに聴いてると、矢追のおじいちゃんがキレるという(笑)

だから、あんまりリラックスして楽しく聴ける講義ではなかったんだけど、毎回、講義の後で、近くの居酒屋で飲み会をやってて、そこでの塾生同士の話が意外に面白かったし、矢追さんもお酒が入ってくると、講義の中ではしない話もしてくれた。例えば、ユダヤ人が剣山の周りの土地を買い漁ってる話とかね(笑)

矢追さんは、こんな話もしてた。『世界はピラミッド構造、大統領も中間職、日本政府は欧米金融家の傀儡政権だから、世の中を良くしようとか思うな。自分の現実は自分が創っているのだから、好きなことして生きろ』。今にして思うと、これが本当に言いたかったことで、UFO話とか珍獣の話は、客寄せパンダみたいなものだったのかな(笑)

iphoneで撮影した画像見てたら、東海銀行時代の同期と先輩と飲んでる写真があった。静岡時代よく遊んだ人達で約20年ぶり。僕と沼津支店の先輩は早々に銀行を辞め、沼津支店の同期と静岡支店の先輩はまだ銀行で頑張ってたな。確か、銀座か新橋辺りの静岡料理のお店。

さて、宇宙塾に通いながらも、ネットでいろいろと宇宙情報を漁り続けておりました。

その中で、古代文字、神代文字というのかな?、カタカムナという文字の話がありました。

その頃僕は、一条さんの仕事の手伝い?をしていた時に出会った陰陽師氏と、メールで時々やり取りをしておりました。

で、カタカムナについて聞いてみた。『これって勉強する価値ありますか?』って。

そしたら、『カタカムナはまだ早いかな。ホツマ文字を勉強するといいよ』と返事が返ってきました。

『なんですか、ホツマ文字って?』と聞き返すと、

『ひふみ神示に出てくる文字だよ』、と。

その、ひふみ神示なるものが何なのかは、当時よく知らなかったが、ひふみ神示という名前だけは聞いたことがあった。

それで、ひふみ神示に興味を持ち、Amazonで調べたのだが、いろんな人が訳した本があるらしく、どれを選んで良いのかが分からない。

で、陰陽師氏に、どれを買ったら良いかと尋ねると、これがいいと勧められてたのが、この本。

ひふみ神示 岡本天明

ちなみに、8,000円もするのだが、そんな高い本を読まなくても、ネットに全文掲載されてます(笑)

でまあ、Amazonで買ったひふみ神示が届いたんですが、まあ、たまげましたね。何が書いてあるのか、さっぱりわからない(笑)

そういえば、以前気になって買った九鬼文書の研究って本も全く意味が分からなかった(笑)

古い日本語で書かれているのもあるけど、とにかく、何かを暗示している様な、回りくどい表現で、ちんぷんかんぷん。

うーん、かくなる上は、いつものあれだな、とフォトリーディング(ダイレクトラーニング)して、しばらく放置。一か月くらいは、そんな感じだったかな。

で、そろそろ読んでみようかと思って、ページをめくり始めたら、パズルが解け出したみたいに、意味が分かる部分が出始めたんですよ。

まあ、書いてあることの意味が分かったというわけではなく、日本語としての意味が通じる文があることに気付いた、というレベルですけどね(笑)

全体としては、まだまだ日本語明瞭、意味不明瞭だったんだけど、最初にページをめくった時の様な絶望感は薄れましたね。

とはいえね、陰陽師氏によると、ひふみ神示は、8通りの解釈の仕方があるとかなんとかで、まあ、結局理解するには至りませんでした。

さて、そんな年の8月のある日、珍しく陰陽師氏からメールが届きました(普段は僕の質問に対する返答が返ってくるだけ)。

何だろうと思ったら、修行会をやるので来ませんか?みたいなお誘いメールだった。

修行ってどんなことやるんですか?と尋ねると(正確な表現は忘れたけど)、修行というより日本の霊的世界の最前線みたいな集まりだ、と言われた。

なんだかよく分からなかったが、陰陽師氏の集まりだから、面白そうな人が集まりそうだ、と深く考えもせず参加することに。一応、修行と聞かされたので、滝行とかあっても良いように、海パンも持参した(笑)

場所は、群馬県のみなかみ村にある民宿。当時、車はなかったので、千葉市から一人で電車を乗り継ぎ向かった。

民宿に着くと、既に何人かの方が部屋にいらっしゃった。霊的な何ちゃらかんちゃら言われて来たので、なんか山伏とか修行僧みたいな人が来てるのかと思ったら、どこにでもいそうな人達の集まりだった。

少し期待外れではあったものの、あまりにも突飛な集まりだとついていけないという不安もあったので、少し安心した。

挨拶、自己紹介が一通り終わって、世間話なんぞしながら、ゆる~く時間が過ぎていくのかな~、なんて、ちょっと拍子抜けしながら、リラックスしていると、その場に居合わせた陰陽師氏ともう一人が、窓を開けて、何やら話をしている。

『ほら、あそこですよ。あの山。刺さってるでしょ』

『あぁ、本当だ。刺さってるね。抜いておこうか』とかなんとか。

で、何やら呪文の様なものを唱えながら、陰陽師みたいに(なんだけど)、印(いん)を切る。

(えっ、えっ、今何が起きてる?山?えっ、あの山がどうしたの?何が刺さってるって?何も見えないけど、何か刺さってるの?)

もう、狐につままれた様な感じで。

目の前に起きたことの説明が全くないまま(そして僕の疑問が何も解決されないまま)、しばらくして、『そろそろ行きますか』の声。

(おーい、山の件を説明してから次に行ってくれよーい)

さて、場面変わって、民宿からしばらく歩いた所にあった神社。

広めの通り沿いだが、道路から奥まった所にあり、しかも鳥獣除けのネットをくぐって、鳥居も無い所を登った先にある神社である。

(この神社、どうやって見つけたん?)

『じゃあ、〇〇さん、祝詞あげてくれる?』

誰かが祝詞をあげている。

暑い。いや、薮みたいな所に入って来たせいか、蒸し暑い。

(これから、何が起こるんだろう)。

祝詞が終わった。

その時、急に心地よい穏やかな涼しい風が通る。

『あ、出られましたね』

(え?出られた?出られたって、何が!?)

もう頭の中???だらけである(汗)

その後も、変電所の様なところで、誰かが陰陽師みたいな所作で何かやってるなーと思ったら、遠くの雲がグーっと近づいて来たり、夢か幻か?という体験をした。

そして、この神秘体験以降、彼らと神社巡りの活動を続けていくことになる。

彼らによると、神社は神様を祀る場所ではなく、御魂を閉じ込める場所であり、怒りや悲しみといったエネルギーは、エネルギー源として、種々様々な仕掛け、設備に使われているとのこと。

▼ 今日も鳥居で神封じ? – (真)日本の黒い霧

今(2023年3月現在)の僕は、神さまとか信じてないのだが、当時も、神さまという存在に対し、一般的な解釈とは違うイメージを持っていた。

何故なら、陰陽師氏によると、日本神話の中に登場する神は、みな実在した人間を神格化したもの、という話をしてたから。

比較的、最近の例で言えば、明治天皇を祀っているとされる明治神宮、乃木希典将軍を祀っているとされる乃木神社とか。この人達は実在した証拠が残っているけど、古事記や日本書紀の最初の方に出てくる神様達も、実在したという話。まあ、話の真偽のほどは知りません、というか、どっちでも良いのだけど。

また、陰陽師氏は、『この世の根源は、エネルギー=情報』といつも話していた。

それらから察するに、神社にいる何らかの存在も、突き詰めると”何らかのエネルギー”ということになる。

それらは、封じ込められた神格化された誰かの意識エネルギーかもしれないし、人身御供にされた人の怨念無念かもしれない。術屋が死後、自ら堂などに入る場合もあるとのことだった。あとは、キツネやタヌキや眷族さん。

後に聴いたミナミAアシュタール情報によると、最初に神社にいたのは、ナーガ系宇宙人。菅原道真の怨念が陰陽師によって閉じ込められた話をサクヤさんがしていたから、人の何らかの重たい感情エネルギー、あとは異次元の存在ということになるのかな。

もちろん僕には何が真実か、目に見えないし、具体的なエネルギーを感じることができないので、正直分からない。

ただ、感じたことを素直に言えば、神社は有難い場所ではなく、お願いもするべきではなく、無くても良いどころか、無い方がいい場所だということ、かな(明治維新以降、天皇を中心とした社会というイメージ醸成のために、国策として、単なる祠だったものを立派な神社に仕立てた例も多い)。

で、僕が取った方針は、とにかく何でもいいから閉じ込められてるエネルギーを取り出してしまえば、そのエネルギーを悪用されることはないと理解した上で、陰陽師氏に教わった封印されたエネルギーの出し方を用いて、封印解除の為に神社などを回るということ。

同時期に、陰陽師から、ある菌を渡された。乳酸菌の様なもの、ということだった。その乳酸菌らしきものを、河川に撒くと、そこにいる龍神さんが喜ばれるのだとか。

何、そんな素晴らしい物なのかと思い、僕が菌ちゃんという愛称をつけて、以来、そのグループ内では、菌ちゃん撒き、もしくは、菌トレイルという活動になった。

ところで、陰陽道の邪気とは、陰または陽に偏ったエネルギーのことらしい。つまり、陽エネルギー過多。もう少し、科学的な名称を使うと陽電過多とか陽電子過多

この、陰陽エネルギーの崩れた状態が病気と呼ばれるらしい。

何故、アーシングが良いかと言うと、陰陽道的に大地は陰らしく、身体に溜まった陽のエネルギーが大地に流れていく。

つまり、(陰電過多という状態は聞いたことがないが)陰にしろ陽にしろ、そのエネルギーが偏ることなく、バランスが取れて流れている(循環している)状態が健康、ということらしい。

で、この菌ちゃん、何者か正直よく分からない(反応を観察していると乳酸菌というより酵母菌)なのだが、偏った陰陽のバランスを取ってくれる効果があるらしい。つまり、帯電し偏ったエネルギーがバランスの取れた中庸な状態になる(おそらく自然界における多くの微生物や虫たちの働きがこれ)。

それを聞いた僕は、これを迅速かつ大量に、そして広範囲に流し込む方法を考える。こういう時に軍人脳は役に立つ(笑)

まず、流動性の高い川や池などの水辺、トイレ(からの下水道)にターゲットを絞る。

そして、荒川に行き、5リットルのペットボトルに入れて、育てた菌ちゃんを流し込み、その様子を動画にしてグループLINEで共有する。

そうすると、なるほどと言って、真似する人が出てくる。一番すごい人は、都心の東京メトロと都営地下鉄の駅のトイレ、全部に撒いてたな(笑)

で、人海戦術をしながら、グループで集まる時にも、ダムなどへ行ったら菌ちゃん投入(笑) みんなで出かける時は、毎回、50リットル近く撒いてたな。

家でも、この菌ちゃん撒きを、毎日のルーティンに入れた。

まず、毎朝ジュースで培養した菌ちゃんを飲む。これにより体内に菌ちゃんが増殖し、トイレで排泄するだけで、下水道に菌ちゃんを投入できる。

夜は、湯船に溜めたお湯に菌ちゃんを投入。風呂から出たら、お湯を流して、これまた下水管投入。

あとは、カバンに5リットルくらい菌ちゃんジュースの入ったペットボトルを入れ、バイトや派遣で行った先の倉庫のトイレに投入。そんなことを、もう何かに取り憑かれた様に、毎日してましたね(笑)

理由は、陰陽師氏とは別に、一人リーダー格の人がいて、審神者する人(神さまからのメッセージを聞く人)がいて、その人が予言の様なものを受けたといって、2020.8.12に地球、人類が滅亡するかもしれないと言っていたから(笑)

ちなみに、8月12日って何かというと、1985年の8月12日に、御巣鷹山に日航機 JAL 123便が墜落した事故の日(戦後最大のタブーとされる事件)

そこから数えて35年目の8月12日に三機目の123便(彼らによると、墜落した123便は、撃墜されており、その際、3機に分裂し、一機は長野側に、一機は群馬県側に、そして、一機は異空間を彷徨い、35年後(2020年)の8月12日に、当初の目的地である伊丹空港に現れるのだが、もし何者かがそれを阻止しようとすれば、大神様(か何か)が、アホな人間どもよ滅びてしまえ!と、世界を滅ぼすだろう、という内容(笑)

まあ、確かに不思議な光景、神秘的な光景も目の当たりにしたけど、こちとら霊感ゼロ、神さまの声どころか、幽霊すら見たことありませんから、俄に信じろと言われても、それはさすがに無理だし、自分の本心を騙すことは出来なかった。

で、とりあえず、2018年8月12日から(群馬県みなかみ村)始めて、その予言とやらの2020年8月12日まで、彼らの言う通りやってみて、預言の内容通りのことが何も起こらなかったら、活動を止めて離れようと決めた。

まあ、結論を先に言ってしまえば、2020年8月12日には何も起こらず(三機目の123便も出現せず、世界も滅びなかった)ので、神さま活動と称して2年間続けたグループ活動は、潔く卒業しました(笑)

とはいえ、神社巡りと菌ちゃん撒きは、今(2023年3月現在)も継続中。

神さまとやらは、信じていないが、この世界の根本がエネルギー=情報である以上、世の中を変える可能性があるとすれば、(物理次元ではなく)情報次元に働きかけるしかない。物理次元でどんなに頑張っても竹槍でB29は落とせないわけです。

物理次元を内包する情報次元(エネルギー次元)、物理的な制約を受けない情報次元への働きかけこそが唯一、この世界の状況を変えられる可能性のある手段だと、2年間の活動から思えたので。

とはいえ、僕がやってるのは主に、怒りや悲しみといった重たいエネルギーを解放してあげたり、菌ちゃん撒きをしてエネルギーバランスに偏りを減らしたり、どちらかと言うと、マイナスをゼロにする活動(やってることが本当に効果があるとしてだが)。

でも、これから大事なのは、楽しい軽いエネルギーに共振する人が増えていくこと(ゼロからプラスへ)だと思っているので、神社巡りもほどほどに、毎日楽しいことをして過ごすことを心がけています。

居酒屋バイトは、2月に入ってからお客が減り、バイトに入り難くなったので辞めた。Amazonには戻らず、スポットの派遣バイトをやっていた。

最初に自動販売機の補充の補助のバイトをやったが、飲料メーカーの社員の態度がすこぶる横柄で悪かったので、2回で辞めた。

次にイベント会場の設営の手伝いや会場の案内係、イベント系のスポット派遣の仕事に就いた。

千葉市に住んでいたので、幕張メッセ周辺の現場だけ行った。設営の仕事は、きつい現場、めちゃくちゃ楽な現場いろいろあったが、コンサートの会場案内係の時は、コンサートを間近でただで観れたりもした。Jソウルブラザーズ?のコンサートは、ステージ脇で観れた。

それなりに楽しかったが、夏場を過ぎると仕事が一気に無くなったので、再びAmazonの日勤に戻る。

しかし、この時、入りたい時だけ仕事に入るというスポット派遣の自由さを体験してしまったので、後にまたスポット派遣に戻る。そして、週5日当たり前に働いたいたのが、だんだんと週4日、或いは、3日働いて2日休むといったシフトに変わっていった。

◉2019年:44歳

Amazonの日勤で働いていた時、新しくバイトで入ってきた16歳歳下の女性と付き合うことに。その後、一年くらい同棲する。バイト先でも一緒だったが、お互いAmazonの仕事に段々と飽きてきて6月に同時に辞める。

彼女は、業務委託で軽バンを使った配送の仕事を始めた。

僕は、スポットの派遣に戻ろうと思い、千葉県内に現場を持っていた派遣会社に登録して、鈴与、楽天、ヤマト、東亜物流、ZOZOなどの倉庫で働く。

自慢でも何でもないのだが、倉庫業、物流業の本質は兵站であると理解していたので、どこの現場に行ってもすぐに仕事を覚えた。

物流業界で広く採用されている現場ノウハウは、基本的にどこへ行っても同じ様なものだった。根底に兵站の歴史が流れているので、新しい現場へ行っても、そこのハウスルールだけを覚えれば良かった。

そして、何故その様なハウスルールが生まれたのかをいろいろと想像しながら作業をしていると、その倉庫なり会社なりの考え方、目指している方向性の様なものがが分かってくる。それが分かると、派遣で行っても、現場の社員が望んでいることが想像つくので、指示される前に動ける。

こういうことが論理的にだけでなく、感覚的に理解できるということは、恐らくそういうツールを持って来ているのだろう。

支配者の考え方、統治の方法。日本の中枢にいたせいもあるが、それらが手に取る様に分かることで、こちらが打つ手も、いろいろと思い浮かぶのだ。効率の良い菌ちゃんの撒き方とかね(笑)

この年の冬、”りらくる”というチェーン店のマッサージの研修(無料)を受けに行き、一通り、マッサージの仕方を学んだ。

一緒に研修を受けていた人(特に女性)からの評判は良かったが、何となく自分がイメージしているものと違ったので、卒業せずにやめた(翌年コロナ茶番が始まって、店舗は開店休業状態だったらしい)。

この年の暮れに、千葉県の房総半島を巨大台風が襲い、戦後初めてと言われる、台風被害が出た。ゴルフの練習場の柱が倒れ、断水もし、自衛隊が救助のために出動したりもした。

◉2020年:45歳 

コロナ茶番が始まる。僕は一緒に神社巡りをしていた陰陽師氏から、いろいろと話を聞いていたので、コロナのことは信じてなかったし、昔、厚労省の医政局長から医療行政、医療業界の裏話も聞いていたので、ワクチンも打たなかった。

スポットの派遣バイトが少ない時は、時給の高い短期の仕事をしたりした。パチスロ機械の製造、イオンフードの惣菜ライン。どちらも単純だが体力的にも精神的にも辛い仕事だった。

日給13,000円の仕事もした。製造機械の搬入搬出の仕事だった。設備屋さんの仕事かと思ったら、土建屋みたいな仕事だった。

とにかく、殺伐とした会社で、正社員も馬車馬の様に(日勤→夜勤→そのまま日勤とか)働かされていたので、新人バイトへの風当たりが強い、超ガテン系というか、超ブラック企業。初めての現場でも何も教えて貰えず、ただ使えねーな、と罵声を浴びせられ続ける。

頭の悪い奴らだなと思ったが、言いたいことをグッとこらえて、新人用のマニュアルを作成してあげた。

聞き馴染みのない専門用語で呼ばれる道具類は全てリストにし、用途などの説明も加えた。

何をするべきか分からずボーッと突っ立って、先輩から怒鳴られない様に、朝出社してから帰るまでのやることを全て時系列で書き出し、その他注意事項も加えて、簡易マニュアルを作った。

先輩からの評価も上々だったが、マニュアルを作成し配った直後の現場で事故が起きた。

夏の暑い最中、熱中症にかかり意識朦朧としている時に5~6mある単管が肩に倒れてきて肩にヒビが入った。首や頭に落ちていたら死んでたかもしれない。ということで、日給は良かったが、命が惜しかったので辞めた。

2020年8月12日は、結局何も起こらなかった。その日の間際は、ずっとピリピリしていたかもしれない。同棲していた彼女には、悪いことをした。

彼女は、待遇の悪かった最初の運送屋から、別の大手の運送屋に呼ばれて移籍し、気付くと契約社員から正社員に昇格していた。それに伴い、仕事に拘束される時間が長くなり、睡眠時間も3,4時間になった為、職場に近い彼女の実家に戻ることを勧め、自然と別れた。

この年の8月だったと思うが、シェア畑なるものを始めた。4m×2mという猫の額ほどの区画に畝が四つほど。

種、苗、牛糞、鶏糞などの有機肥料は支給され、農機具も無料レンタル、水場、トイレ、駐車場もある。費用は月々一万円ほど。

正直、料金は高いなと思ったが、土の少ない都会にあって、アーシングする場所がないな、と常々思っていたのと、家庭菜園に興味もあったので、借りてみることに。

6月には半分以上区画は空いていたらしいが、ステイホームのご時世だったので、夏休み前に一気に申し込みが入り、僕が申し込んだ時には最後の一区画になっていた。

さて、8月に神様活動は卒業したものの、世の中が良くなる気配は感じられず、神社巡りは時々していた。

神社巡りをしていた頃のバイブルは、ひふみ神示だったが、もう役目は終わったと思い、Amazonだかメルカリだかで中古本として売った。

そんな時、神社巡りをしていた仲間の人が本を紹介してくれた。

ロシア人の書いた アナスタシア 響き渡るシベリア杉 という本だった。

アナスタシア 響きわたるシベリア杉

『とんでもな内容だけど、ハマると戻って来れなくなるかも』と言われた本。ちなみに、埼玉の山間部に住んでる人で、先祖はサンカだと言ってた。

とんでも本、上等である。そもそも神様活動なんてやってきた人間が、いまさら何を読んで驚くことがあるのだろう。

しかし、読んでみると衝撃の内容だった。と、同時にこれだ!と思った。

内容については詳しく書かないし、書かれていることが真実であるかも分からないけど、この本に提示されている完全自給自足生活のイメージに、惹きつけられた。

要約すると、一族の土地という名の 1ha(ヘクタール:10,000㎡≒3,000坪)の土地を取得し、その中で、木を育て、家を建て、野菜や果実を育てて、自給自足生活を送るというもの。この一族の土地を育てる人同士が近隣で暮らすことで、不足を補い、穏やかに暮らせるというもの。

また、種蒔きの方法も面白かった。種を蒔く前に、口に含んで唾液に浸すと、その種から育った野菜は自分の情報を持っているので、食べ物としてだけでなく薬にもなるという話。

結局、一巻を読み終わったと同時に出版されていた8巻の残りの7巻を購入し、すぐに完読。自分も一族の土地を所有して育てたいと思い始める。

しかし、先立つものが必要だと思い、車をリースして元カノがやっていた配達の仕事をやることに。

そして、12月17日に納車されたのだが..。久しぶりに乗る車。楽しくて毎日ドライブ。そして、ドライブついでに神社巡り(笑)

千葉の房総半島や、福島県や先祖所縁の土地、栃木まで遠征した。

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